はじめまして。
拙いブログをご覧いただき、ありがとうございます。
当ブログ「ひとりサロン研究所」では、ひとりサロンの開業や経営を目指すセラピストに役立つ情報をお伝えしています。
- サロン集客(お金をかけない集客や固定客化)
- サロン経営(とにかく経費削減したい!)
- 新規メニュー導入(儲かるメニューないかな♪)
- 税金のこと(確定申告やら消費税やら)
- 指導に重点を置きたい(体力しんどいねん)
などなど、
ひとりサロンの経営者に役立つと思えることを幅広く書いています。
記事を書いている僕自身も大阪市内で一人サロンを運営しており、レンタルサロンとしても提供しています。
サロンを開業している方だけでなく、ひとりサロンの開業準備をされている方にも役立つことを目指しています。
サロンオーナー、特に一人サロンオーナーの経験者なら誰もがうなずいてくれると思いますが、
ひとりサロンで最も大変なのは、固定費の支払いです。
- 家賃
- 広告費
が一人サロンの二大固定費なわけで、仮に固定費が20万円とすると、売上20万円までは1円の利益も出ないわけです。
個人事業で利益が出ないということは、つまり生活費が出ないわけですね。つらい。
さらに、売上20万円に満たなければ、生活費どころか赤字です。借金です。首がかかっています。
よく、サロンオーナー同士の会話の中で、
「家賃とホットペッパー代を払うために仕事しているようなもんですよ」
と自虐的な話が聞かれますが、本当にそう感じることがありますよね。
固定費に振り回されないようポイントは、2つあります。
一つ目は、固定費を徹底的に削減することです。
特に、クラウドサービスや無料で便利なアプリケーションを使いこなす(使いこなさなくても、普通に使えれば十分なのですが、どうも教えてくれる人がいないと使いにくいですよね)ことで、時間の節約、効率的なサロン運営が可能になると思います。
具体的な方法はこのページでは省略します。
ブログの本文の中で僕がやっているサロンの経費削減の方法、サロンの効率的な運営方法を紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
もう一つのポイントは、フル回転で固定費を使いこなすことです。
つまり、サロン設備と広告掲載を「遊ばせない」ように、24時間365日フル回転で営業することが一番なわけです。
しかし、
一人サロンで24時間365日営業は無理。
その通りです。
どれだけリピート率が高くて安定した集客ができていても、受けるスタッフが自分一人であれば、売上に限界があります。
睡眠時間は削りたくないし、旅行にいくための休暇もほしいです。
とはいえ、スタッフを雇用するのは正直面倒くさい
(´Д`)
と思うあなた。
まったく同感です。
だからこそ、気楽なひとりサロンをやっているんですよね。
でも、時々は情報交換する相手もほしい
(#^.^#)
と感じているあなた。
贅沢な悩みですね!!
まったく同感です。
この贅沢な悩みを解消する方法があります。
うちの南森町サロンは、シェアサロン(レンタルサロン)にしています。
数名のスタッフ(現時点では2人)と、レンタルしてくれるセラピストさん(3人)とで、2つの部屋(それぞれ完全個室のプライベートサロン)をシェアしています。
ここでいう「スタッフ」はお客様側から見てお店のスタッフということであって、僕との関係でいえば店主(オーナー)とスタッフという上下関係的なものではありません。完全歩合制&自己責任制のゆるいつながりで相互にサポートしている水平分業的な関係です(いや、むしろ僕が下かも)。
スタッフの2人も「自分の看板」と「オリジナルのメニューと価格」を設定して「自分のサロン」を経営しています。現在の一人はストレッチ専門店と大阪の某一流ホテル内にあるスポーツジムのインストラクターの経験を背景としたストレッチメニュー中心のサロン。もう一人は柔道整復師と鍼灸師の国家資格と8年間の姿勢矯正・骨盤矯正のキャリアを背景とした「からだケア」のサロン。
つまり、サロンオーナーである僕としては、固定費をシェアしてもらっているわけで、逆に個々のセラピストさんから見ても固定費を一部しか負担せずに「自分のサロン」を経営することができています。
厳密にいうと、シェアサロンの経営を始めたのが先で、サロン利用に空きがあったので、ボディケア店を始めたという流れが正しいです。
サロン利用に空きがあってフルに使えていなかった(=無駄な固定費)、ホットペッパービューティーの集客力もフルに使いこなせていなかった(=無駄な固定費)ので、それらを無駄にならないようサロン(=固定費)とホットペッパービューティー(=固定費)をシェアしてくれるセラピストを募集して、ボディケアのリラクゼーションサロンを始めたというのが時系列的には正しい。
そもそものスタートが、一般のサロンオーナーさんとは逆の発想・逆の立場でサロン経営を始めています。
だからこそ、サロン経営の素人同然(と本人は思っています・・・)の僕が、ひとりサロンとして成功している状態を開業から半年という短期間で作り上げることができたのだと思っています。
これを見て、
うちもレンタルサロン化するぜ!
と思ったあなた!
やめた方がいいです。
十中八九、大失敗します。
実は、僕は会社員時代に副業でレンタルサロンを始めました。もう、12年たちます。
大阪でレンタルサロンを始めたのは、たぶん僕が最初なのですが、大変なことが一杯ありました。
一度うんざりして経営的には黒字だった3つのレンタルサロンを全てクローズしたこともあります。
シェアしてくださった皆さんの広い御心があったおかげで何とか今の安定した経営があるようなものです。
感謝でいっぱいです。
何も経験なしに一人で始めようと思えば、
かなり色々と苦労します。
他人とシェアするというのは、大変です。
泣きを見ないように用心してとりかかってください。
友人とのシェアは大切な友人を失う危険があります。僕のシェアサロンでは「2人でシェアします」という共同経営(シェアサロンのシェア利用ですね)もOKしていますが、半年程度で全てパートナー解消となっています。共同経営というのは、とても大変です。
他人とのシェアは言うまでもありません。どんな人が来るかわからないのに、その人に鍵を渡すなんて、なかなかできません。相当に人を見る目がないと。僕は以前いた会社では採用にも関わっていましたし、個人事業としても年間数百人の方とお会いして、深くお付き合いすべきかどうかを判断しています。その方の悪意の有無にかかわらず(この業界うっかりな天然な方が多い!)、火事・鍵のかけ忘れ・破損・施術事故など、多々のリスクを伴います。慎重に判断してください。
と、いちおう脅すだけ脅しておきましたが、
安心してください。
失敗しないレンタルサロンの運営ノウハウを今後お伝えしていきます。
僕は、シェアの概念を取り入れることで、ひとりサロンの経営は飛躍的に伸長・発展させることができると信じています。
一人サロンの気楽さ・自由さを保ちつつ、シェアすることによるゆるくつながり、サロンの「持続的な発展」が可能になると考えています。
今後も、「ひとりサロン」の集客・広告・節税・不動産契約など、実践的なノウハウや知識をお伝えしていく予定です。ひとりサロン開業、ひとりサロン経営の「教科書」として、必要な時にご参照いただけますと幸いです。
大阪市内、東梅田から地下鉄谷町線で一駅の南森町にある、シェアサロンLaQoo南森町では、「ひとりサロン研究会・ひとりサロン勉強会・ひとりサロン経営講座」を定期的に開催しています。
ゲスト講師をお招きした3時間程度のスキルアップ講座もたまに行っています。
初めての方もお気軽にお問合せ・ご参加ください。
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